大阪府箕面市の箕面公園で、大滝へ続く滝道沿いの電線を地中化して舗装を石畳にし、既存の電灯を「ガス燈」風のＬＥＤ（発光ダイオード）照明灯に置き換える、府と同市の共同プロジェクトが始まった。ぼんやりとした灯（あか）りで、レトロな「関西の奥屋敷」の雰囲気をかもしだし、景観の改善が期待される一方、安全性などをめぐり、疑問視する意見も出ている。

　阪急箕面駅前から箕面大滝まで約２．７キロある滝道のうち、駅前から瀧安寺までの約１キロが対象。大阪府と箕面市が各受け持ち区間を整備する。

　箕面市は今年度中に、府は来年度にかけて完成させるという。……つづき